先日、主人と主人の両親とKistefosという美術館に行ってまいりました。昨年の11月にノルウェーに来て以来、外出らしい外出を控えていたので、はじめての本格的な外出になります。
主人がアートが大好きな事もあり、美術館に行きたいと二人でよく話をしていたので、楽しみにしておりましたが、想像を絶する程の感動だったので、すぐにブログに書きたいと思い、意気込んで書いております。
この美術館ですが、イメージとしては、箱根彫刻の森美術館に似ているかなって思います。
箱根彫刻の森美術館のリンク
日本でも四国は自然と一体になった美術館がいくつもあり、それを目当てに海外から観光客が来ると話題になっており、一度四国に行ってみたいと思っておりますが、この美術館も自然と一体となっており、自然も含めてアートになっており、まさにインスタ映えのフォトジェニックな場所になっています。
私たちは、お昼すぎから夕方くらいまでおりましたが、見逃してしまったアートがいくつかある事に自宅に帰ってきてから気がついたので、また今度行きたいと思っております。





オフィシャルサイト
アクセス
オスロから車で1時間くらいのところにあり、バスでも行けるようで、Gardermoen空港から2時間おきに空港バスがあり、所要時間は約50分のようです。
入場料
- 大人 180クローネ
- 小人 (16歳以下)無料
- シニア/学生150クローネ
- 団体150クローネ
16歳まで無料だなんて寛大だなって思いましたが、昔ボストンに留学していた時もボストン美術館を無料で入ったような記憶があり、イギリスに旅行で行った時に入った大英博物館も無料だったので、欧米は文化的な施設を開放してくれているところも多いような気がしますが、Kistefosの入場料は決して安くはありませんが、行く価値はあると思います。
ボストン美術館と大英博物館のリンク(入場料)
https://tickets.britishmuseum.org/ui/tickets/
Kistefosについて
Kistefosは現代アートの彫刻公園の1つです。歴史的なパルプ工場の敷地内に建てられたKistefosは、工業博物館、2つのアートギャラリー、美しい自然の中にある印象的な彫刻公園で構成されています。ノルウェーおよび国際的な現代アートの最高峰を称えながら、この地域の建物や産業遺産を保護することを使命としています。
The Twist
The Twistは、ギャラリーであり、橋であり、彫刻でもあります。 1,000平米の建物は途中でねじれて彫刻のような形をしており、ランセルバ川をまたいでおります。。この建物は、デンマークの建築会社、BIG-Bjarke Ingels Groupによって設計され、さまざまな光源と川の景色を備えたユニークな展示スペースです。ニューヨークタイムズ、ブルームバーグ、テレグラフなどにも、「必見」の文化的観光スポットとして掲載されました。
彫刻公園
現在、草間彌生、クレス・オルデンバーグ、フェルナンド・ボテロ、トニー・クラッグ、オラファー・エリアソン、アニッシュ・カプーアなどの著名な現代アーティストによる46点の彫刻が収められています。彫刻は、キステフォスの地域、自然、歴史から直接インスピレーションを得て配置されております。作品は、記念碑的なものから目立たないもの、奥深いものから遊び心のあるものまでさまざまです。彫刻の表情は天候や季節によって変化し、一年中彫刻公園を楽しむ事ができます。
Nybruket Gallery
ギャラリーでは、国内外の著名なアーティストによる展示会を開催しています。 もう一つのギャラリーである、 Nybruket Gallery は、A/S Kistefos Træsliberi の古い工場の建物の 1 つにあります。工場の遺産が保存され、芸術のための美しい枠組みが作られています。
歴史
Kistefosの歴史は、100年以上前の古い木材パルプ工場から始まりました。 A / SKistefosTræsliberiは、1889年にAnders Sveaas領事によって設立されました。この会社は、1889年から1950年代半ばまでこの場所で木材パルプを製造していました。 Kistefosでの生産は1955年に停止しましたが、訪問者のために建物と機械を再び可動させ、工場を再開しました。 現代の姿のKistefosは、ビジネスマンでありアートコレクターであるChristen Sveaas(Anders Sveaasの孫)によって1996年に設立されました。 産業の歴史は公園全体のテーマであり、Kistefosの歴史と密接に関連しています。ランセルバ川は地域全域を流れており、初期にはこの地域の産業の基盤でした。
あとがき
今夜、チャンピオンズリーグを見ながらこのブログを書いておりますが、ポルトガルで開催されている決勝戦に多くの観客がいてびっくり。ポルトガルではすでにイギリス人の観光客を受け入れはじめているようです。
日本もいつか海外旅行に行ける日が来るのをノルウェーからお祈りしております。