<序文> 大型連休なのに・・・
日本はもうすぐGWですね。
今年も、昨年同様、コロナの影響で、実家に帰りたいのに躊躇したり、旅行の予定をキャンセルしたり、出かけたいのに出かけられなかったりして、どのように過ごしたら良いかわからない人も多いかと思いますが、大型連休の前って、何も予定がなくても、なんだかちょっとワクワクした気分になります。
私個人的には、混んでいるのが嫌いなのと、ハイシーズン料金がもったいないと思うたちなので、大型連休中もどこかに出かけたりする事はあまりなく、むしろガラガラに空いた都心の静けさを楽しみながら、TVで観光地の混雑状況を伝えるニュースを見たり、溜まっていた本を読んだりビデオを見たりして、はたまた部屋の模様替えをしたり、普段したかったけど溜まっていた事を片付ける時間に使うことの方が多かったです。
ノルウェーの憲法記念日
そういった恒例行事がないのがちょっと寂しいような気もしますが、ちょうど日本のGWが終わった頃に、ノルウェーでは17th of May(憲法記念日/ナショナルデー)があります。
今年は、ノルウェーに住みはじめて、はじめての17th of Mayなので、楽しみにしております。

17th of May-ノルウェー大使館
(上記)写真出典元:https://www.facebook.com/norembtokyo/photos/1546135395547184
ノルウェーの伝統衣装ーブーナッド
この日多くのノルウェー国民は、ブーナッドと呼ばれる伝統衣装を着てお祝いします。
この衣装ですが、種類が豊富で目移りしますが、地域によりデザインが異なるため、自分の出身地の衣装を選ぶのが風習のようです。
また、かわいいから私もほしいなって思っても気軽に買える値段ではありません。
一式で数十万円するため、日本でいう着物みたいな存在だと思います。

ブーナッド-HUSFLiDEN
(上記)写真出典元:https://www.norskflid.no/bunad/bunader/vestland/sunnfjordbunad/
憲法記念日に食べる特別な料理
この日は朝から、17th of May breakfastといって、家族や友達などと集まって、ホームパーティーをし、朝からスモークサーモンとシャンパンなど豪華な食事を楽しみます。
ノルウェーでは、スモークサーモンと一緒にスクランブルエッグを食べるのが風習のようです。
私も二度参加しましたが、本当に朝からシャンパンです・・・大好きなシャンパンですが、ちょっと飲みすぎてしまいます。
豪華な朝食の後は、パレードに参加し、ブラスバンドの演奏と共に行進し、フラーという掛け声を掛け合います。
そして、パレードの後は、クランセカーケ(Kransekake)とうマジパンで作ったタワーのお菓子や、ゴードチーズという茶色くてキャラメルのように甘いヤギのチーズをのせたワッフルや、なぜかホットドッグを食べたりします。




ところで、ここに出てきた、キャラメル味のやぎのチーズ気になりませんか?
そして、これ抜きでノルウェーは語れないノルウェーサーモン。
昔、ミスユニバースのミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントだったエリカ・アンギャルさんもよく言っていましたが、サーモンはスーパーフードの一つ。
だからなのか、ノルウェー人の平均寿命も日本と変わらないようです。(旦那さまに長生きしてもらわないと・・・)
在京ノルウェー大使館
今までは、東京のノルウェー大使館で行われる17th of Mayには何回か参加した事がありますが、日本中からノルウェー人やその家族が大使館に集まってお祝いしますが、日本に住んでいるノルウェー人の人口は2019年6月末時点474人(wikipediaから情報)なので、その半分以上の200人か300人くらい集まっているように感じました。

17 of May-ノルウェー大使館
(上記)写真出典元:https://www.facebook.com/norembtokyo/photos/1547060095454714
まとめ
残念ながら、現時点でノルウェーはまだコロナの影響を受けており、東京も非常事態宣言が出ているので、例年通りの行事は制限されたり簡素化されたりする可能性がありますが、ノルウェーではじめての17th of Mayを旦那様とお祝いしたいと思います。