<序文> 勝手に草の根観光大使
早いもので6月ももう終わり、いよいよ本格的な夏が来ます。
今年は、予定通りにオリンピックもあったり、いつもと違った夏になるかもしれませんが、コロナがまだ収束してないので、どこまで行動的になってよいものか悩ましいところです。
が、せっかく夏もやってきて、最近はマイクロツーリズムといい近場の旅行なども増えてきているので、次の旅行先の候補に伊豆を入れてもらえたら嬉しく思います。
ところで、以前の記事で下田について書きましたが、下田や近隣には、お勧めの観光スポットがあります。TVや雑誌でも掲載されているので、ご存知な方も多いかと思いますが、勝手に草の根観光大使になったつもりで書いてみようと思います。
ジオパーク
ジオパークって聞いたことがありますか?
嬉しいことになんと、我が田舎伊豆半島はこのユネスコ世界ジオパークに認定されております。
ジオパークとは
geology(地質学)+park(公園)からとった造語で、科学的・文化的に貴重な地質遺産を含む自然公園です。
出典元:https://dictionary.goo.ne.jp/word/ジオパーク/
ユネスコ世界ジオパークとは
ユネスコ世界ジオパークとは、ユネスコの定める基準に基づいて認定された高品質のジオパークで、2015年11月に、第38回ユネスコ総会においてユネスコの正式プログラムとなりました。
出典元:日本ジオパークネットワーク https://geopark.jp/about/
日本のユネスコ世界ジオパークは、洞爺湖有珠山(北海道)、糸魚川(新潟県)、山陰海岸(鳥取、兵庫、京都)、室戸(高知県)、島原半島(長崎県)、隠岐(島根県)、阿蘇(熊本県)、アポイ岳(北海道)、伊豆半島(静岡県)の9地域です。
出典元:日本ジオパークネットワーク https://geopark.jp/about/
城ヶ崎と伊豆高原の吊り橋のハイキング
私が、東京でインバウンドの外国人観光客のツアーガイドをやっていた頃、何度か案内したのが、吊り橋のハイキングです。子供の頃から何度か歩いたことがあるお馴染みのスポットですが、何度いっても、全然飽きません。
城ヶ崎から伊豆高原まで歩くとかなり本格的なハイキングになり、かなりの運動量になるので、普段運動していない人は、城ヶ崎駅から吊り橋(門脇吊り橋)、または伊豆高原駅から吊り橋(橋立(はしだて)吊橋)がある場所までを歩くだけでも十分だと思いますが、城ヶ崎は別荘地を歩いていくので素敵な住宅を眺めながら歩け、伊豆高原からだと、川沿いを歩くので、吊り橋までの道がずっとハイキングコースのようになっていて、より自然を満喫できるかもしれません。
また、城ヶ崎駅から吊り橋まで行き、そのままハイキングコースを歩いて伊豆高原の方の吊り橋まで行き、伊豆高原に戻る(またはその逆)も可能ですが、海沿いの山道を歩くため、次の日は筋肉痛になってしまうほどでした。
城ヶ崎ハイキングコースについて
4000年前に大室山が噴火した時に流れ出した溶岩によってできた「城ヶ崎海岸」。断崖絶壁が迫力満点です。
そして、そこを起点に全長約9kmもあるピクニカルコース(3km)と自然研究路(6km)が楽しめます。
特に全長48m×高さ約23mの「門脇つり橋」はスリル満点(高所恐怖症の人は注意)。「門脇埼灯台」の展望台からは伊豆七島や天城連山を望むこともできます。
*ピク二カルコース:城ヶ崎から富戸方面に向かう遊歩道 自然研究路:城ヶ崎から伊豆高原に向かう遊歩道
門脇吊り橋

溶岩でできた海岸(ゴツゴツしています)

ハイキングコース(自然研究路)

門脇灯台

ハイキングコース(自然研究路)から見えるエメラルドグリーンの海

伊豆高原ハイキングコースについて
対島(たじま)川沿いの遊歩道を歩くと、海沿いの自然研究路コースに到着。そこを右折してしばらく歩くと橋立吊橋へ。「橋立吊橋」は、全長60mx高さ18m。門脇吊り橋より低いのですが、長さがあるので、門脇吊り橋に劣らず、こちらもスリル満点。
対島川の歩道から自然研究路に到着

自然研究路から見える滝

橋立吊り橋

伊豆高原駅へ続く対島川

おすすめポイント
私個人的には、橋立吊り橋の方が人も少ないし、遊歩道も歩きやすいのでオススメです。また、伊豆高原駅周辺の方がお店もたくさんあるのでお買い物をしたい方にも便利かなって思いますが、門脇吊り橋の方が圧倒的に有名なため、人気があり観光訳も多いです。
私は、人混みを避けたい派なので、橋立吊り橋の方が楽しめます。
川の流れる景色や音、そして波しぶきや木々の青々とした緑を見ていると、夏の暑さも忘れるほど気分がリフレッシュされます。
夏休みのお出かけスポット一押しです。
大室山のリフト
次の紹介したいのは、同じく伊東市にある大室山です。こちらは山登りの必要はないので、安心してください。
伊東には大室山と小室山と2つ大きな山があるのですが、この大室山は学生の頃の遠足できたり、デートできたりしたこともあり、お気に入りの場所。
もちろん、こちらも外国人の観光客をお連れして、大変喜ばれました。
リフトで登って綺麗な景色をお手軽に楽しめるのが魅力です。
大室山について
頂上には、1kmの噴火口がありま、噴火口を散策するお鉢めぐりでは富士山、伊豆七島、相模灘などの眺望を楽しむことができます。また、晴れた日には富士山を背景に記念撮影もできます。
大室山リフト

大室山頂上


下りのリフト

おすすめポイント
こんなに穏やかで緑豊かな山が以前は火山なんて信じられませんが、1kmの噴火口を歩くと、昔は活火山だったと実感し、ちょっとロマンを感じてしまいます。頂上の絶景もおすすめですが、リフトも迫力があって、遊園地に来たみたいでワクワクしてしまいます。
住所 | 静岡県伊東市池672ー2 |
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電話 | 0557-51-0258 |
営業時間 | 10月1日~3月5日 9:00~16:15 3月6日〜3月15日 9:00~16:45 3月16日~9月30日 9:00~17:15 |
料金 | 登山リフト(往復) 大人(中学生以上)700円、小人(4才以上)350円、団体大人往復(20名以上)650円、団体小人往復(20名以上)300円 |
一碧湖
一碧湖も、自然豊な遊歩道になっており、静かにゆったりとお散歩できて、四季折々の草花を楽しめるので、いつ行っても楽しめます。
こちらは、まだ、外国人の観光客をガイドしたことはありませんが、外国人は自然が大好きなので、きっと喜ぶこと間違いなしの場所です。
一碧湖について
「伊豆の瞳」と呼ばれ、周囲4kmのひょうたん型の湖。
10万年前の大室山の噴火によって出来た湖です。
一番深い部分で水深7~8m。
水辺には様々な種類の植物があり、四季折々に違った景色が楽しめますが、特に紅葉のシーズンは真っ赤に染まった樹木が湖に反射して綺麗です。

おすすめポイント
こんなに静かで穏やかな場所がかつて噴火によって作られたと思うと、自然の雄大さに脱帽です。たまには都会の喧騒を離れて、こういうのどかな場所で深呼吸がしたくなりますが、静かにボーッとしたい時にはオススメの場所です。
実際に何度も行ったことがある伊東のおすすめレストラン情報
和むら 総本店・・・料亭のような高級感があるたたずまいのレストランで食べる特大エビフライ
住所 | 静岡県伊東市富戸1007-27 |
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電話番号 | 050-5486-2329 |
営業時間 | 11:00~20:00 |
定休日 | 定休日:木 |
ステーキ池田・・・庭園を眺めながら食べる高級鉄板焼き
住所 | 静岡県伊東市広野2-4-8 |
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電話番号 | 0120-41-2939 |
営業時間 | 平日 昼:11:30~14:30(LO) 夜 : 17:00~20:30(LO) 週末/祝日: 11:30~20:30(LO) |
定休日 | 無休 |
*営業時間が変更となる場合がございます。ご来店の際はご自身でご確認ください。
東京から伊豆高原への行き方
新幹線で行く場合
東京駅、または品川から新幹線(こだま)で熱海駅まで。そのあと、JRに乗り換えて、特急踊り子号で伊豆高原まで乗り換えなしで行くか、各駅で伊豆高原までまたは伊東まで(伊東までの場合はさらに乗り換え)。
新幹線と踊り子(サフィールは除く)の場合の値段と所要時間
値段:約6000円
時間:約1時間30分
新幹線と普通車の場合の値段と所要時間
値段:約4700円
時間:約1時間50分
特急で行く場合
または、東京か品川駅から特急踊り子号で乗り換えなしで伊豆高原まで。
値段:約5000円(サフィール踊り子号 約8000円)
時間:約2時間
https://www.jreast.co.jp/saphir/
新幹線も特急も使わない場合
もし安く行きたい場合は、新幹線も特急も使わず、東海道線で快速か各駅で熱海まで行き、そのあと伊東線と伊豆急線で伊豆高原まで行くこともできます。
値段:約3000円
時間:約2時間45分
(伊豆急行)
https://www.izukyu.co.jp/resort21/
伊豆出身の私がオススメする伊豆の観光スポット【下田ー列車の旅】
まとめ
今回は、伊東にフォーカスを当ててみましたが、伊豆にはまだまだ見所満載なところがあるので、これからも紹介していこうと思っておりますので、乞うご期待。
まだまだ、コロナも続きそうな気配の上、暑い夏がやってきます。
最近のニュースでは、北米の熱波など、日本でも人ごとではない話なので、熱中症にならないように気をつけたいものです。
とはいえ、夏はあっという間にすぎてしまうので、気分だけでも旅行気分を味わって、涼しんでもらえたら嬉しく思います。
また、伊豆のお宿は以下からご予約可能です。伊豆には日帰り温泉も充実しているので、ハイキングで汗だくになった体を温泉で流してから電車に乗って帰ることも可能です。