<序文> うだるような暑さで、料理するのが億劫・・・
日本でも連日真夏日が続いていると思いますが、オスロもここ数日30度近くまで気温があがり、クーラーがないオスロ市民は、夏バテ気味。
暑さに強い日本人の私も、流石に30度でクーラーなしは、キツい。
旦那さまはすでに夏バテのようで、あまり食欲もないようで、毎晩何をつくればいいのか献立に困るほどです。
しかも、夏のキッチンは、うだるような暑さで、料理するのが億劫に。
なので、最近は料理も手抜き。
しかも、旦那さまに何が食べたいか聞くと、ホットドックと言われる事も多く、ホットドックは食べる機会が多い今日この頃です。
ただ、ホットドックといっても皆さんが想像しているものとは違うので、今日はノルウェーのホットドックについて話したいと思います。
「ロンぺ」(lomper)というジャガイモのクレープで巻くホットドック
ところで、ロンぺって聞いた事がありますか?ジャガイモでできているクレープで、甘くないクレープというか、メキシコのトルティーヤや、インドのチャパティにも似ている食べ物です。


このロンぺに茹でた(またはグリルした)ソーセージをのせて、ケチャップとマスタードを塗って、その上にレリッシュ(ピクルスのみじん切り)とフライドオニオンをのせます。
ちなみに、自宅で作る時は、簡単で後片付けも楽なので、茹でて食べる事の方が多いです。


具材をすべてのせたら、巻くだけ。
とっても簡単です。

このロンぺですが、一枚およそ50キロカロリーでカロリー低めなのも、ダイエッターの私としては嬉しいです。
もちろん、普通にパンで食べる人もいますが、私は、断然ロンぺの方がおすすめ。
ノルウェー人はホットドックが好き?
このホットドックですが、ノルウェーではよく登場し、ノルウェーの憲法記念日である5月17日のナショナルデーのお祝いの時にも食べられほど人気で、ノルウェー人のソウルフードといってしまっても過言ではありません。
「ノルウェー=サーモン」と思っていたので、ホットドックを見た時は意外な印象を受けましたが、手軽に食べれて、美味しいので特に子供には大好評です。
ロンぺについて
では、もう少しロンぺについて詳しく見ていきましょう。
lomper(ロンぺ)ですが、日本では「ランパ」「ロンペ」「ルンパ」などと翻訳されているようです。
ロンぺは茹でたジャガイモに小麦粉と塩を混ぜて作られます。
ロンパの食べ方は、ホットドック以外にも、シナモン、砂糖、バターと一緒にデザートとして食べることもできます。
私も時々、ロンぺの上にサワークリームとジャムを塗って、デザートのように食べたりしますが、絶品です。
ノルウェーでは、子供の誕生日パーティーでロンぺを使ったホットドックを出したり、屋外でBBQをする際に、ロンぺのホットドックが登場します。
また、ロンぺのホットドックはガソリンスタンドやファーストフード店の定番で、どこでも気軽に購入できます。
ロンぺの食べ方
このロンぺの食べ方ですが、ホットドックやデザート以外にも、野菜やハムをのせてラップサンドにしたり、ロンぺをピザの生地として利用してピザを作ることもできます。
また、小さく切って、クラッカーの変わりとして利用し、カナッペを作ってもお洒落で、考えられる用途は様々です。

Buer
(上記)写真出典元:https://buer-as.no/lompepizza-3/

Buer
(上記)写真出典元:https://buer-as.no/lompepizza-2/
ロンぺの日本での購入先
ロンぺが日本でも購入できるのか調べてみたのですが、情報が見つからず。残念。
でも、比較的似ているのが、メキシコ料理のトルティーヤとか、インド料理のチャパティなので、代替品として利用できるかなって思いますので、もし日本でノルウェー風のホットドックを食べてみたい方はお試しください。
商品の詳細はこちらのリンクから


まとめ
ノルウェーにはまだまだ、日本ではあまり知られていない食べ物があるので、今後も紹介していきたいと思いますので、今後もどうぞよろしく。