皆さん、こんにちわ。
今日は 七草粥 の日ですね。
七草粥について
日本では、この日に無病息災を願って、1月7日に春の七草を具材にしたお粥を食べる風習があります。
この風習は、江戸時代ごろから始まったと言われております。
ちなみに、春の七草とは、「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」。
ノルウェーにあるgrøt (グロート)というお粥
ところで、ここノルウェー にもgrøt (グロート)という、お粥に似た食べ物があります。
このgrøt (グロート)ですが、穀物を煮込んだ料理のことで、家庭によりレシピも様々なのですが、特に人気があるgrøtは、お米とミルクで作ったgrøtにシナモンとバターをかけた julegrøt(クリスマスグロート)。
このjulegrøt(クリスマスグロート)、わかりやすく表現すると、ミルク粥なのですが、私の主人も大好物で、クリスマスでなくても、週末などにも作ってくれます。
主人曰く、子供の頃に休日や祝日に家族で食卓を囲んでミルク粥を食べた思い出があるそうで、ソウルフードなのだそうです。
週末に主人が作ってくれるgrøt (グロート)
ここ最近は、週末にgrøt (グロート)を食べておりませんが、以前はよく作ってくれました。
レシピも簡単で(レシピと言うのはおこがましいですが)、スーパーに売っているインスタントのミルク粥の素を買ってきて、ただミルクを入れて、煮詰めるだけ。

そして、出来上がったgrøt (グロート)に、大量の砂糖とシナモン、そしてバターをのせてできあがり。

苦手だったミルク粥が今では好きに
ところで、私はミルク粥が大の苦手でした。
ミルク粥って日本のお粥とは似ても似つかないし、そもそもお米と牛乳なんて合わないって思っておりました。
日本でも食べたことがありますが、デザート見たいに甘いお米がどうも口に合わず・・・。
そんなトラウマもあってか、疑ってかかっていた私ですが、ノルウェーに来てからはじめて頂いたミルク粥があまりにも美味しくて、目から鱗。
嫌いから好きになった瞬間です。
それは、忘れもしない3年前にクリスマスランチ。
主人の妹さんの自宅でよばれたデザートのミルクプディングがとっても美味しかったのがきっかけです。
そして、それ以降、ミルク粥が大好きになってしまいました。
まとめ
ノルウェーの食べ物といば真っ先に思い浮かぶのがサーモンかと思いますが、grøt (グロート)のように現地のノルウェー人が食べている物もおすすめです。
決して、贅沢な食べ物ではないですが、優し味がして、ほっとします。
アメリカに住んでいた時も、オートミールというお粥に似た食べ物を食べておりましたが、お粥って世界共通なのかなって思ってしまいました。
皆さんも、ノルウェーに来たら、是非このミルク粥を食べてみませんか?
(関連記事:ノルウェー人のソウルフードのミルク粥)