皆さん、こんにちわ。
先日、国際交流グループのイベントで、Bygdøyへ行き、ハイキングをしてきました。

Bygdøyは、オスロ市街からも近く、海岸沿いの小道 を散歩するのに最高の場所。
特に夏に人気のエリアですが、雪のBygdøyも素敵でした。
Bygdøyについて
Bygdøyは、オスロ市の西側にある半島。
Bygdøyというと、博物館(ノルウェー民族博物館やヴァイキング船博物館など)というイメージが強いですが、公園や庭園、森林、そしてビーチなど自然も豊か。
また、ノルウェー王室のサマーハウス(Bygdøy kongsgård)や、Oscarshall(城)といった建物もこの半島にはあり、高給住宅地として有名。
Skøyen(駅)で待ち合わせて、歩いてBygdøyへ
Skøyen駅は、オスロ中心からも近く、周りにはオフィスビルや商業施設、それから高級マンションもあり、カフェやショップが充実。
(2021年1月撮影)

(*2022年10月撮影)


その駅から川沿いを歩いてすぐのところに、Bygdøyの入り口があります。



(2021年1月撮影)

Bygdøyに着くと、私たちのようにハイキングが目的の人や、犬の散歩。または、小さなお子様連れの家族などいろんな方がおりました。
そして、ハイキングをはじめてすぐ、王室の別荘らしき建物を発見。

写真を撮っていたら、門が開くというハプイングもありました。
往復で8キロ、ハイキングコースを楽しみました
そして、ハイキングコースを歩いていくと、最初の撮影ポイントの浜辺に到着。


綺麗なフィヨルドを拝むことができました。

さらに、森の中を進むと、先ほどよりも賑やかな浜辺に。


でもよく見ると、真冬の中寒中水泳をしている強者やビーチでパーティーをしている若者など、冬でもビーチを満喫している人たちを発見。
寒いのにご苦労様です。

私たちも撮影のためにしばらく休憩し、次の絶景ポイントまで歩いていくと、今度は浜辺ではなく、岩がゴツゴツしている海岸へ。

そこに到着し、おやつ休憩をとることに。
この場所には、とってもモダンな建物も。
なんだと思いますか?

なんと、トイレ。
カフェも併設されているんで、カフェで休憩も可能。
疲れた人は、ここでバスで帰ることも可能とのことでしたが、今回参加した全員(ポルトガル人、ルーマニア人、フランス人、そして日本人。全員が中年以上の女性)が、出発地点まで歩いて戻りたいとのことで、ハイキングを続行。
オーガナイザーさんの判断で、来た道と同じ道を歩いて戻ることに。
この時点で15時を回っており、冬は日が沈むのが早いので、ちょっと心配しておりましたが、心配をよそに黄金色に輝く綺麗な夕陽を拝むことができました。

冬で、コースが凍っていたりして、若干歩き憎かったものの、心配していたほどでもなく、わりとスムーズに歩けたのもよかったです。
雪のBygdøyも素敵ですが、おすすめはやっぱり夏
私は、今回冬に訪れましたが、オスロの住民にとって、ビグドイは夏の楽園です。
ここには、市内で最も人気の海水浴場「Huk og Paradisbukta」があります。
壮大な別荘と雄大な木々の中には、美しい美術館もあります。
フェリーでオスロフィヨルドを眺めながら、Bygdøyへ
Bygdøyへの行き方はいろいろあります。私のように歩いて行くことも可能ですが、断然おすすめなのが船

MUNCH(新ムンク美術館)があるBjørvikaや、ノーベル平和センターやオスロ市庁舎があるRådhusplassenの桟橋から船に搭乗して、オスロフィヨルドを遊覧しながらBygdøyに上陸すると、
船を降りた瞬間、そこには冒険の世界に入りこんだような世界が広がります。
また、30番のバスもおすすめです。
船は、残念ながら冬の間は運休(3月から10月まで運航)のため、夏以外に行きたい場合には、30番のバスがおすすめ。
バスは1時間に6回も運行しており、オペラハウス、Frognerの美しい建物を駆け抜けて、Bygdøyの全てのアトラクションを順々に回ってくれます。
Bygdøyにあるユニークな美術館でエキサイティングな体験をしよう
ビグドイには現在、5つの博物館があります。
- ノルウェー民俗博物館 (Norsk Folkemuseum) – ノルウェーの歴史的建造物を展示。
- ヴァイキング船博物館 (Vikingskipshuset) – ヴァイキング船の展示および研究を行っている博物館。Oseberg船、Gokstad船、Tune船として知られる三隻のヴァイキング船を展示。*休業中
- ノルウェー海洋博物館 (Norsk Maritimt Museum) – 海洋史、沿岸文化の展示。
- コンティキ号博物館 (Kon-Tiki Museet) – 海洋学者であり探検家でもあったThor HeyerdahlのKon-Tiki 号を展示。
- フラム号博物館 (Frammuseet) – Fridtjof Wedel-Jarlsberg Nansen、Roald Amundsenによって使用された帆船Fram号を展示。
Oscarshall(城)やBygdø Kongsgård(農場)も見どころ
Oscarshall(城)
Oscarshallは夏に一般公開されます。

Oscarshall-Visit Oslo
(上記)写真出典元:https://www.visitoslo.com/no/produkt/?tlp=2985283&name=Oscarshall
Oscarshallの周りにある公園も拝観できます。
Oscarshallは1847年から1852年にかけて、デンマークの建築家Johan Henrik Nebelong がOscar1世(ノルウェーとスウェーデンの王)とDronning Joséphine(女王)のために設計しました。
その後1863年になると、Karl IV 4世(ノルウェーとスウェーデンの王)によってノルウェーに売却され、それ以来ノルウェーの王室が所有しております。
この建物は、ノルウェーで最も重要なネオゴシック様式の傑作と見なされており、かつロマンチックなモニュメントの1つです。
本館に加え、海につながる公園で構成されています。
Bygdø Kongsgård(農場)
Bygdø Kongsgård(農場)では、生きた文化史を体験できます。

Bygdø Kongsgård-Visit Oslo
(上記)写真出典元:https://www.visitoslo.com/no/produkt/?tlp=2997593&name=Bygdo-Kongsgard
Kongはノルウェー語で王様の事。
1305年、Håkon V Magnusson 王は、彼の妻である Eufemia av Rügen女王に朝の贈り物として農場を贈ったのがこの農場。
現在は、ノルウェー民俗博物館の農業部門によって運営されており、一般に公開されております。
夏には、動物は放牧され、乳牛や羊、豚や鶏、ウサギなどがおります。
オスロ最大のミルク生産者であり、有機ミルクを生産しています。
まとめ
オスロの観光は夏がおすすめと思っておりましたが、冬のオスロも素敵です。
昨年は移動制限もあったため、冬は自宅で巣篭もりしておりましたが、今年は規制に従いつつも、安全に配慮しつつ出かけております。
ノルウェーの冬といえば、スキーやクロスカントリーを思い浮かべますが、ハイキングもおすすめ。
ノルウェーはどこでも、トレイル(ハイキングコース)が整備されていて、とっても歩きやすい上、景色も最高。
歩いていて楽しくなります。
皆さんも、是非、冬のノルウェーでハイキングを楽しんでみませんか?