皆さん、こんにちわ。
もう、2ヶ月も前の話になってしまいますが、6月某日、新ムンク美術館で開催されているナイトミュージアムへ行ってきました。
ナイトミュージアムの情報
4月〜6月、毎週水曜日の18:00から無料で入場できます。(予約必須)
https://shop.munchmuseet.no/gratis-inngang-onsdagskveld?___store=en
*毎年、この時期に無料で入場できるのかどうかは不明なのでご注意下さい。
新ムンク美術館の建物のデザイン
ちょっと変わったデザインのこの建物。

スペインの建築家フアン・ヘレロス(Estudio Herreros建築事務所)がデザインしました。
建物だけでも芸術的。
そして、場所もウォーターフロントで、オペラハウスも目と鼻の先。

以前は、オスロ大学植物園とTøyen Parkに隣接していて、ちょっと辺鄙な場所にありましたが、新しい美術館は立地も抜群で、オスロ中央駅からすぐ。
館内のカフェもこの絶景

こちらは中の様子。


高層階からの絶景を見ながらお食事も
高層階からの眺めもこの絶景。


お登りさんと笑われそうですが、やっぱり高いところからの景色は最高です。
そして、奥に行くとレストランもあり、お食事を楽しみながら景色を眺めることも。


新ムンク美術館の貯蔵
単独アーティストの美術館としては世界最大級となるそうですが、それもそのはず、なんとムンク美術館が貯蔵する作品はムンクの作品だけでも、およそ28,000点あり、他のアーティストも含めると42,000点を超えるとのこと。
なので、ギャラリーも11室設けており、ムンク以外にも現代アートなども展示をしております。
また、ムンクの作品は絵画のみならず、ドローイングとスケッチ、グラフィック、モチーフ、彫刻なども貯蔵しており、さらに、写真や手紙なども貯蔵しているそうです。
展示室の様子
展示室はいくつかあり、定番のムンク作品を展示するオーソドックスな部屋、真っ暗でクラブのような大音量のブラックメタルが流れているような展示室まであります。
そこで流れる音楽は、ノルウェーでも人気のバンド、SATYRICON。


ムンクが晩年過ごした別邸をイメージした部屋で、光、音、映像を使い、ムンクの人生のストーリーを展示しております。

また、キッズルームもあります。
ダンボールでできた、ゲームボードや、

紙?!でできている洞窟もあり、中に入って落書きを楽しめます。

新ムンク美術館の前にできた高齢女性の裸の巨大な銅像
ところで、つい最近、新ムンク美術館の前にできた巨大な高齢女性の裸の銅像が・・・。
今年(2022年)の6月に突如現れたこの銅像。
高さ9メートル、重さ18トンもある巨大な銅像です。
「The Mother」という名前のこの銅像は、Tracey Eminというイギリス人のアーティストが作成した作品です。
以前、BBCで彼女がムンクの作品について情熱的に説明している番組を見た事がありますが、ムンクに特別な思いがあるようです。


新ムンク美術館の情報
オフィシャルサイト:https://www.munchmuseet.no/en/
住所:Edvard Munchs plass 1,
0194 Oslo
入館料:
大人/学生: 60 NOK
19歳以下: 無料
会員: 無料
開館時間:
月 – 水曜日: 11 am – 4 pm
木 – 金曜日: 11 am – 8 pm
土 – 日曜日: 11 am – 4 pm
アクセス:オスロ中央駅
地図:
関連記事
よろしければ、過去に、美術館について書いた記事も、リンクを貼っておきます。
ご参考まで。
関連記事:オスロにある三代美術館ームンク・オスロ国立・現代アート美術館
まとめ
オスロでは、夏になると、無料のイベント(無料のガイド付きツアーなど)が目白押しですが、美術館の入場料まで無料になるとは・・・。
無料で行けたらラッキーですが、お金を払ってでも行く価値がある美術館です。
皆さんも、オスロにお越しの際は、是非、ムンク美術館へ行ってみてはいかがでしょうか。