皆さん、こんにちわ。
だいぶ前(6月末)の話になりますが、学校の授業の一環でついにナショナルミュージアム(新オスロ国立美術館)に行くことができました。
今年の6月にオープンしたてのナショナルミュージアム(新オスロ国立美術館)
実は、この美術館。
今年の6月にオープンしたての、出来立てホヤホヤ。
さぞかし混んでいると思って、しばらく待って落ち着いた頃合いを狙って行ってみようと思っておりましたが、運良く学校でチケットが取れたらしく、無料で観覧できました。
1階には古代から現代までの彫刻や王室のコレクションを展示
まず、最初に観たのが、彫刻。
古代ギリシャとローマの彫刻がずらりと並んでおり、美術館というよりは、まるで博物館のよう。

彫刻のダイナミックな迫力に圧倒されてしまいます。
ところで、こちらの美術館は、年代別かつ年代順に各時代に焦点を当てて展示されており、歴史を辿るように観賞できます。
1650年〜1750年の時代のインテリアデザイン。

こちらでは、1800年〜1850年の政治的な思想とデザインとの関係について学ぶことができます。

1900年〜現代のデザインやインテリアが展示されているセクションで見つけた、大きな玉ねぎ。

そして、様々なデザインの椅子たち。


そして、多くに人で賑わっていた展示がこちら。
豪華な王室ファッションのコレクション。

2階には静物画や風景画、そしてムンクの「叫び声」などなど
1階だけで、かなりの時間を取られてしまいましたが、せっかく来たので急いで2階へも行ってみました。
2階も1階同様、年代別にテーマに沿ったアートが展示されておりましたが、1階と異なり絵画が中心。

また、絵画の他に、現代美術も展示されており、オーソドックスな絵画から斬新なアートまで楽しめます。






また、Fairly Tale(おとぎ話)という展示は、まるでディズニーランドのアトラクションのような雰囲気。

3階にある”I Call It Art”ではパフォーマンスも
そして、3階に行くと、奇抜なアートやパフォーマンスも観る事ができます。
現代アートよりさらに、奇抜。




良く見ると、いろんな仕掛けも
また、展示だけではなく、色んな仕掛けも。
ベンチには、いろんなゲームが。

こちらは、お絵かきができるお部屋。


屋上テラスにあるカフェとテント
さらに、屋上にはオープンカフェやテント?!も。


そして、テラスから見下ろすと、巨大オブジェが。

疲れた時には館内のカフェやラウンジで休憩も
そして、館内にはカフェやラウンジもあり、小腹が空いたら休憩もできます。
こちらは、2階にあるカジュアルなラウンジ。

こらは入り口にあるカフェ。美術館のチケットを買わなくても利用可能です。

新オスロ国立美術館(ナショナルミュージアム)の建物のデザイン
新オスロ国立美術館の拠点はウォーターフロントで、周りにはノーベル平和センターや、現代アート美術館もあります。
建物も、モダンでお洒落。
ドイツの建築会社Kleihues + Kleihusがデザインを手がげました。


元々の場所は、オスロ大学の裏にあり、1836年創設の歴史ある建物で、重厚なレンガ造りが趣があり、それはそれで素敵だなって思います。
(以前のオスロ国立美術館(旧ナショナル・ギャラリー)

併設されている図書館もシックで素敵
そして、まだあまり知られていないかもしれませんが、新しい美術館の方には図書館も併設されており、美術館がオープンするより以前から図書館のみ先にオープンになっており、すでに利用可能になっております。
私もつい先日(2022年5月)、図書館を視察に行ってまいりましたが、とってもシックで落ち着いた雰囲気。

Sunday & saturday | Closed |
Monday-friday | 10–16 |
併設されているカフェは超かわいい
そして、こちらの美術館には、とってもポップで可愛らしいドーナツカフェが併設されております。


この可愛らしい看板が目印なので、すぐに見つかると思いますが、カフェの中はさらに可愛い内装。

可愛らしすぎて、男性はちょっと居心地が悪くないか心配するほど可愛い。

こちらのカフェではドーナツがメインですが、コーヒーなどのドリンクもあるので、男性でも楽しめるかと思います。
オフィシャルサイト:https://www.bollebar.no
Man-fre: 07.30-18.00
Lør-søn: 10.00-17.00
新オスロ国立美術館(ナショナルミュージアム)の規模
新しい美術館は、なんと総面積54 600 m²(展示室の総面積だけでも1万平米を超える)もある巨大な美術館で、北欧でで最大級の美術館。
新ムンク美術館も、単独アーティストの美術館としては世界最大級なのですが、ノルウェーってすごいなって思います。
これだけ広大なので、展示可能な作品数も5000点だそうで、なんと今までの倍だそうです。
この新美術館には、旧ナショナルギャラリーのほか、今までは別館にあった現代美術館(閉館中)や装飾芸術デザイン館(閉館中)、国立建築博物館(閉館中)を全て統合して、1箇所の巨大美術館として生まれ変わりました。
新オスロ国立美術館(ナショナルミュージアム)の情報
住所:Pb. 7014 St. Olavs plassN–0130 Oslo
電話:+47 21 98 20 00
入館料:180クローネ(シニア割、子供割など割引あり)
開館時間:
火曜日ー日曜日:10:00-21:00(月曜日:定休日)
アクセス:ナショナルシアター駅
オフィシャルサイト:https://www.nasjonalmuseet.no/en/
関連記事
よろしければ、過去に、美術館について書いた記事も、リンクを貼っておきます。
ご参考まで。
関連記事:オスロにある三代美術館ームンク・オスロ国立・現代アート美術館
まとめ
今まで、いろんな美術館に行きましたが、実はシーンと静まりかえった美術館が苦手。
絵心もないため、すぐに飽きてしまうのがパターンでしたが、今回行った美術館は飽きるどころか時間が足りないと思うほど。
今回は駆け足で観覧しましたが、次回は是非、ゆっくり観て回りたいと思っております。
皆様もオスロを訪れた際は是非、新オスロ国立美術館を訪れてみませんか?